GARMIN EDGE500の憂鬱
相変わらず週末の早朝はいつものコースを走っているが、7月以降、平均速度が突然落ちた。
ますます脚力が衰えてきたのかと思いGARMINのデータを確認したところ、走行ルートは正常にマッピングされているが、走行距離が本来の距離よりも5%~15%程度少ない。
平均速度はGARMINの中で計算(距離/時間)しているため、走行距離が短く誤認されたため、平均速度も落ちたと認識されたようだ。
それでは、そもそも走行距離を短く誤認した原因は何だ?
考えられる原因としては、センサーからの信号を時々ロストしたくらいしか思いつかない。
そこでセンサーの電池を交換したが、直らない。。
続いて、GARMIN本体をマスターリセットしたが、直らない。
ひょっとして、GARMIN本体の問題か?
最近、バッテリーの持ちも悪くなっていたからね。
ということで、GARMIN EDGE500のバッテリーを交換することとした。
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(準備編)
何はともあれバッテリーを入手しなければ始まらない。
eBayで注文したところ約2,000円で手に入ったが、届くまでに3週間程かかった。
ん、ネーデルランド?
オランダから送られてきたのか?
工具は以下の3つが必要だ。
先ず、GARMIN本体ケースを留めている六角星型のネジ“トルクス”を回すためのトルクスドライバー。
今回、兼古製作所のアネックス(ANEX)ヘクスローブドライバーT型(T5×50)を購入した。
他には半田ごてと精密ドライバー(+)が必要だが、これらは手持ちのものを使用した。
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(作業編)
先ずは、本体ケース裏面の四隅にあるトルクスネジを回してカバーを開ける。
パッキンを破損したり失さないように。
続いて液晶を慎重に持ち上げる。
上下に気を付け、基盤と液晶を繋ぐフィルム状配線材を破損しないように。
そして、基盤上の3箇所の+ネジを外す。
3箇所の+ネジを外せば、基盤を本体ケースから持ち上げることが出来る。
基盤を持ち上げると、バッテリーが見える。
バッテリーは両面テープで本体ケースに固定されているので、慎重に剥がす。
両面テープの粘着力は結構強いので、力任せにバッテリーを剥がすと、バッテリーから伸びるコードを引きちぎる羽目になる。
バッテリーからのコードは1セットが基盤上のコネクターに、もう1セットが本体ケースに固定されているスピーカー?に接続されている。
半田ごてで、スピーカー?に接続されているコードを外す。
基盤上のコネクターを外す。
コネクターの外し方が分かりづらいが、コードを持って上方(基盤から持ち上げる方向)に引っ張れば外れる。
これで、バッテリーが取り外せた。
あとは、この手順を逆に、新しいバッテリーを組み付けるだけだ。
注意点を一つだけ。
新しいバッテリーを組み付けた後、基盤や本体ケースのネジ留めをする前に動作確認した方が良い。
自分、最初は動かなくて焦ったが、コネクターを、再度、グイッと嵌めたら正常に動いた。
以上で、GARMIN EDGE500のバッテリー交換は完了。
一定レベルの手先の器用さがあれば、特段、難しい作業ではない。
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さて、結果であるが、問題だった走行距離が短く誤認される症状は解消された。
なぜ、バッテリーが弱くなってくると本来の走行距離よりも短く誤認するのかは今一つ納得できていないが、とりあえず正常に動くようになった。
これでまた、新しいGARMINを購入する理由がなくなってしまった。