犯人はおまえだ!
皆さん、おはようございます。今日はまだ月曜日ですが今週末は3連休の方も多いのではないでしょうか。今のところ、天気もなんとか良さそうなのでどこに行こうかと想像するだけで楽しい一週間になりそうです。
さて、土曜日に皆さんと一緒に走っていたとき、かのsennmuさんに「ローギアに入れたとき、リアディレイラーがローギア側に寄り過ぎていて、スポークと干渉しそうだよ。トルクがかかったりして少したわんだりすると、スポークがリアディレイラーを引っかけて破損しちゃうから調整した方が良いよ。」と丁寧に教えて頂きました。
そこで、帰宅後じっくり確認すると、確かにリアディレイラーのインナー・プーリープレートとスポークの隙間は1mmもないくらいです。
これは一刻も早く直さないといけません。家の用事を済ませた昼過ぎ、早速、自転車屋さんで整備してもらうこととしました。
前回、リアディレイラーを破損したときに直してもらったのは、自分がPINARELLOを購入した店ですが、そのリアディレイラーの調整に疑問があるわけですから、もう一度、その店に持ち込んでも、何となく気持ちがスッキリしないかもしれません。
そこで、技術力には定評のあり、自分が一緒に走って頂いているメンバーの皆さんが自転車を購入している「ニコー」さんに持ち込むこととしました。しかし、自分は一見の客なわけですから少々敷居が高いです。
「すみませ〜ん。ちょっといいですか?」
って、宗教の勧誘かい!(笑)
事情を説明するとにこやかに「分かりました。早速見てみましょう」と言って頂き、自分のPINARELLOを作業用のスタンドにセットして、カシャンカシャンとシフトして様子を見ています。
「分かりましたよ。正確に計ってみましょう。」と言ってディレイラーを取り外し、そこにゲージを取り付けています。
「ねっ!ホイールの下端に対して上端では隙間ができるでしょ。つまりディレイラーの取り付け面がホイールの軸に対して垂直じゃなく、下に行く程、内側に傾いているんですね。簡単に言えばディレイラーハンガーが内側に曲がっているんですよ。」
「ディレイラーハンガーが内側に曲がっているから、ローギアに入れたとき、リアディレイラーがスポークに近づき過ぎちゃうんですよ。」
その一言で、全てが分かりました。前回、リアディレイラーを直した後、自分は雨沢峠のゴール地点で右側に立ちゴケしているんですね(参照「はじめてのトレイン」(7/9))。このとき、ディレイラーハンガーが内側に曲がったのでしょう。前回、リアディレイラーを直してもらった店は、きちんと直してくれていたんですね。
ここまで理解したとき、前回のディレイラーハンガーが千切れた原因(参照「戸越峠の悪夢」(5/6))も明らかになりました。恥ずかしながら、この直前にも右側に立ちゴケしているんですね。
sennmuさんのご指摘通りでした。チェーンがロックして引きちぎられたのではなく、スポークがリアディレイラーを引っかけて引きちぎられたのでした。さすがsennmuさん、慧眼です。
さて、話をニコーさん戻すと、ディレイラーハンガーの曲がりを直した後、「ホイールも少し振れが出てるから、直しておきますね。」と併せて整備してくれました。
さて、気になる修理代ですが、プロショップに一見の客が持ち込みでお願いしたのですから、内心「高いかも」と心配していたのですが、なんと驚きの1500円でした。整備中、色々教えてもらえたし、自分の感覚としてはとても安く感じました。ニコーさん、ありがとうございました。
結局、全ての犯人?は自分でした(笑)
前回、リアディレイラーを直してもらった店を疑いごめんなさい。これほどディレイラーハンガーがデリケートなものだという知識がなかったため、右側に立ちゴケした後も気にせずそのまま乗っていた自分が悪かったのでした。
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